地域、地方、法人の方 | 整体トレーニングで運動習慣を

「鍛えるではなく、整える」

弊社が地域取り組みとして販売事業以外に「ネイビー」というトレーニング施設を運営しております。そのネイビーでは、体の予防・改善に特化し、血行促進・柔軟性向上や慢性痛予防、改善そして冷え性や代謝低下を改善するシニアの方対象にトレーニング施設を運営しております。動的ストレッチマシン、ストレッチバイク(当社オリジナルの負荷がない)、体操を織り交ぜながらお客様の体の悩みをヒアリングし、カルテと運動メニューをファイル化して進捗を管理しながら予防・改善し、地域の皆様への健康寿命に貢献したいと日々頑張っております。

運動施設には、有酸素運動や無酸素運動(筋力トレーニング)、ヨガやスポーツを取り入れたエクササイズと色々あると思いますが、そういった所に通っている方はそもそも運動を習慣にしている方が比較的多いです。私たちはそもそも運動の習慣がない方に運動をしてもらえるように工夫していきたいと思っています。運動が習慣になっていない方にとって運動量が丁度よく、長続きしやすい、そして痛みや悩みが整体のように改善していき、地域の拠り所のように、そして施術や介護に頼らない為の運動施設として地域に幅広く認識してもらえることが目標です。

特に少子化が進み、超高齢社会となっている地域はすでにあります。また各地域や地方に運動習慣が根付いていなく、未だに地域にジムや施設がない地域もあります。私たちの地域も香川県綾歌郡綾川町という人口25,000人、その3分の1が65才を超えるといった比率です。役場、町は若者が町外の大型トレーニングジムへ流れていくことを阻止したい為、綾川町自体にこれからの方針として、筋力トレーニングなどをメインにした運動施設やトレーニング施設を計画してはいるそうです。しかし、これから増えていくだろう世代や年齢層のニーズを考えた施設が出来るかどうかはわかりません。こういった町の特性があるので、若者から中年層は大型ジム、高齢者は保険内施設に通う。ネイビーの場合は50才以上の方を対象としていますが、その中でも60才から75才までの中高年の方を想定して施設内容を構築してきました。それは60才~75才までの方にとって丁度いいものがないからです。

私たちは中小零細企業ですので、大手と競合するつもりはなく、中小零細にしかできないことで勝負していきたいと思っています。私たちが開設するまで綾川町内にはトレーニング施設が一件もありませんでした。そもそも20~40代の方は町外の環境のいい大型ジムに通う。そして、高齢者には行政として手厚く、デイサービスや高齢者施設はそこそこ存在しているので困っていない。しかも、「100才体操」といった一回500円の高齢者対象の取り組みもあり、格安なサービスがありますので、高齢者の方を対象としても私達としては中々収益化は予想しにくい。ただ、アンケート調査でわかったこととして、50代~70代の方に関して、特にトレーニング施設が少ない綾川町でははあまり運動習慣が少なく、むしろ体が痛いことで激しい運動ができなかったり、そもそも疲労感がある筋力トレーニングが続かないといった意見だったり、エリアによっては農業や自営で一定期間が忙しかったり、そしてトレーニング施設が必要ですか?という問いに必要、不必要が50%できれいに割れたこと。そもそもお金を払って運動するより、その辺を歩く方がいい、安い大手のジムはちょっと移動時間を我慢すればいけるから。など色々なご意見があり、思惑があるのだと感じました。ただ、整体・整骨院といった一回5,000円の「治したい」にはお金を支払い、通う。それは痛いときに治したいが話が早いから。しかし、その整体・整骨院もデイサービスの中でも運動に特化したデイサービスに集客を取られているのが現実だそうです。中々、トレーニングジムの今後としてはこのコロナ禍、不安が続く傾向だとは思いますが、そういった運動習慣があまりなく、でも体の不調や悩みがある方に来て頂けるような施設にするといった方向性が私としてはいいと判断しました。近頃は整体・整骨院でも運動療法など保険外に適応した方針で活動する院も増加傾向にあります。ジムのような綺麗に見せたい、痩せたいというカテゴリーでは、ある年齢層からすれば若者が集まるところには恥ずかしくて行きにくいといった声もありました。私は動的ストレッチマシンのようなマシンだけに特化するのではなく、もっと体の不調を整え、激しすぎず、誰でも続けられ、効果があるといった「整体トレーニング」を、同じ目的を持った、同じような世代で、譲り合い、寄り添いながら、悩みを聞き、改善していく「内容自体に特化」していきたいと思っています。

今後、社内などでも運動する余裕がなかったり、当然続かない方や、筋肉痛になりすぎると仕事に影響が出たり、腰痛、肩こりなどですでに体に限界を感じている従業員さんの為にも整体トレーニングをぜひ社内に導入して欲しいと思います。なぜ腰痛になるのか、なぜ体が痛んでいくのかがご自身の体を通して体感して頂けるようご説明も含めてお手伝い致します。