『筋力を高めるウェイトトレーニング』がこれまでの一般的なトレーニング方法でしたが、近年のスポーツ能力向上理論という観点では『可動域を広げ、使える筋肉出力を拡大する』ということが常識になりつつあります。

これは元プロ野球選手のイチロー氏と初動負荷理論を提唱した小山裕氏が研究し、立証されました。

例えるなら弓を引く幅が広がれば、弓がよりしなり遠くへ飛ばすことができる。可動域が広がることで体が鞭のようにしなり、出力がより産まれるということになるでしょう。

加えてウェイトトレーニングは筋肉にダメージを与え疲労と超回復を繰り返し鍛えていきますが、可動域向上トレーニングは重くないウェイトで可動域を広げながら30回程度動かすだけなので筋肉へのダメージはなく、逆に身体への酸素供給量を増やす効果があるのでコンディショニングを整える効果も同時に得られます。また、疲労が溜まらないので毎日でも行える特徴もあります。

初動負荷マシンとストレッチマシンとの比較でみてみると、イチロー選手が愛用する初動負荷マシンは初動負荷理論を考案した小山裕氏が代表を務めるワールドウィング社製のもので、マシンの構造や効果などで異なる点があるようですが可動域を広げる点や身体の部位ごとにピンポイントでストレッチをかけることができる点、筋肉を柔らかく保てる点については同じように思えます。

医学的にもストレッチ運動は身体に良いことから最近ではアスリートのケアや高齢者・術後のリハビリ用にも使用され(双方のマシンに実例があります)、安心・安全かつ画期的なマシンとなっています。

 

結論、当然のことですが全ての事柄が一致する同様の代物ものではありません。しかし、関節可動範囲を広げる、ストレッチ動作で柔軟な筋質にするなどの効果については同様に行えます。まだまだ奥が深いストレッチに。スポーツ選手のみならず『動かさなければ硬くなっていく筋肉』に対してのストレッチの効果をもっと多くの方に知っていただけたらと思います。